アイデア発想法
まず、アイデアについて。あなたが最初に思いつくアイデアは、他の人も同様に思いついている。この前提に経って欲しい。一人ひとり違う、とは言っても世界に何億人といるので、変わった環境に育ったという以外は、他の人と同じような思考にたどり着いてしまう。なので、その発想のプロセスを変えなければいけない。そこでどうするか。全く考えられなかったアイデア同士をくっつけるのが一番手っ取り早い。例えばカフェ。最近いろいろなカフェが出てきている。だけど、「大人気になるようなカフェを考えてください」と言われたらどういうものが思いつくだろうか。
カフェ→ティーカップ→メルヘンチック→ふしぎの国のアリス風なカフェ⇛✕ すでにあります
カフェ→女子会→スイーツ→パンケーキ→パンケーキがうまいカフェ⇛✕ 結構あります
このようになかなかうまくいかない。最近では、マッチョカフェという、マッチョの店員が給仕するカフェが大好評だけど、こうした思いもよらない組み合わせが、これまでにないサービスを作ることが出来る。そこで、このあり得ない組み合わせを思いつくアイデアの種の発想法をこれから紹介していく。
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しりとり法
読んで字のごとく、何も考えずにただしりとりをして、単語を出していく。
◇メリット
・手軽にできる
・やってみたときにテンポが良い。
◆デメリット
・発散しやすい。
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シックスハット法
できれば6人で行うのが良い。6つの色違いの帽子を用意し、それぞれの帽子に役割をもたせる。その色の帽子によって、キャラを変えてアイデアを考えてみる。
赤:感情的、黃:積極的、黒:消極的、白:客観的、緑:革新的、青:全体を俯瞰
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◇メリット
・様々なシーンを想定したアイデアが出て来る。
・役になりきってやると、楽しそう。
◆デメリット
・なれるまで時間がかかりそう。特に青(統括的)とかは。
・帽子の準備が手間※帽子は単なるアイテムなので、なくてもいいです
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マンダラート法
これは大谷投手が使っていたことで最近話題になった発想法である。まず、お題から連想されるキーワードを9つのマスの中心に書く。そこから、そのキーワードに連想される言葉をまわりの8マスに書いていく。その連想される言葉をさらに他の白地の9マスのブロックにそれぞれ書いていく、そこから連想される言葉を出していく。そうすると、最初のキーワードから、まったく違う単語が出て来る。
◇メリット
・テーマにたいして比較的関連したアイデアがでる。
・目標達成としても使えるツール。
◆デメリット
・選んだ単語次第では、ネタが尽きる。
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ブレインライティング法
1.テーマを「ブレインライティングシート」の頭に記入。
2.リーダーはタイムチェックと進行役を担当。
3.メンバーは原則6名、しかし何十人でもできるのがこの技法の特徴。
4.机は原則として円形か正方形に。
5.配布されたシートに、各自はまずⅠの横のABC欄にアイデアを5分間に3つ書く。
6.5分たったら自分のシートを左の人にわたす。各自渡されたシートのⅡの列のABC欄に、前の人のアイデアを発展させたり、独自案を考えてアイデアを書く。
7.また5分たったら左の人へわたす。
8.時間は全体で30分。最大で、6人×3案×6ラウンド=108アイデアとなる。
9.最後は手元にきたシートの中から、各自よいと思われるアイデアを選び発表することもある。
◇メリット
・一人では出なかったアイデアが生まれる。
◆デメリット
・一人でできない
・極端な知能の差があると、それがバレる。
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なぜなぜ5回法
これは某TOYOTAで使われている手法で、ビジネスにも応用できる。あるアイデアに対し、なぜそうなったのか、を繰り返すことで、その問題の本質を見極めることが出来る。
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◇メリット
・テーマの本質をつき、見落とした部分に気づいたり出来る。
・TOY◯TAの社員になったきになれる。
◆デメリット
・なぜ?の部分を見つけることが出来ない場合、先に進めない。
よく聞く発想法。テーマのキーワードから、なんでもいいので、連想される言葉をどんどん書いていく。言葉以外にも絵だったり、その言葉の思い出など、自由に書いていく。
◇メリット
・いっぱいでてくる
◆デメリット
・止まらなくなって収集つかなくなる。
・整理が大変。
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等価交換法
あまり聞き慣れないやり方であるが、概要はテーマと類似したケースを探して、それの成功事例をもともとのテーマに当てはめる、というもの。これによって今のプルタブの形が生まれたとか。動物の習性や形を参考にするケースがよく使われる、新幹線のはやぶさとか。
◇メリット
・ロジック的に説明しやすい。
◆デメリット
・類似例を探すのが多少大変。
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オズボーンのチェックリスト法
既存のフレームワークをつかって、別視点でアイデアを捉えてみる。
フレームワークとしては、次の9つが代表的である。
- 転用:他に使いみちはないか?
- 応用:他からアイデアが借りられないか?
- 変更:変えてみたらどうか?
- 拡大:大きくしてみたらどうか?
- 縮小:小さくしてみたらどうか?
- 代用:他のもので代用できないか?
- 置換:入れ替えてみたらどうか?
- 逆転:逆にしてみたらどうか?
- 結合:組合わせてみたらどうか?
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◇メリット
・扱いやすい
◆デメリット
・革新的なアイデアは生まれにくいかも。
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NM法
この方法を生み出した中山正和さんの頭文字をイニシャルにしてNM法。類似技法です。やり方は次のとおり。
1.課題を決める
2.キーワードを決める
3.類比を発想する
4.アナロジーの背景を探る
5.アイデアを4.ででてきたものとテーマを結びつけて発想
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◇メリット
・ロジカルに説明しやすい。
◆デメリット
・類比が思いつくかな
てなかんじでいろいろありますが、日頃から頭動かしてアイデアを生む練習したほうがいいですね。。