上流階級が秘密裏に集まる社交場が存在する
らしいです。実際行ったこともないし、周りで行ったことがあるって聞いたわけでもないけれども、こういう場所が存在するのは、ほぼ間違いなしだと思ってる。
そのように思うに至ったのは、ホリエモンが書いた「拝金」を読んだからだ。これは小説なんだけれど、実際はホリエモンが体験した起業の話を小説風に簡潔書いている話だ。プー太郎の主人公が、ゲーセンでおっさんと称する謎の男に会い、その男からアドバイスを受けながら起業し、上場するまでに至るのだが・・・というあらすじである。謎の男”おっさん”は職業不詳なんだけれど、金持ちなのがわかる。高級料亭だったり、クラブに連れて行かれる主人公。
その中で”社交場”のシーンが描かれる。アイドル、社長、大手広告代理店、などといった限定された人しかいることを許されない空間。それがとても生々しく、細かく描写されている。そこにいる女性はほとんどが街なかで見れば、目移りするような美女ぞろいで、職業はアナウンサーやモデル、キャンペーンガールなど。そして男性陣は社長、テレビ局のプロデューサー、ディレクター、大手広告代理店の社員など。男女どちらにも階級が存在し、一番上が売れっ子のアイドル、そして男性陣の場合、次が社長でその次がテレビ局関係者、その下が大手広告代理店で、一番下がまだ売れ出していないアイドルの卵たち、となっている。そして、イベントなどでそれら女性陣を斡旋する人たちがいる。著書で登場する”猿”というニックネームの人物は、男性陣に彼女らを手配し、彼自身もイベントや合コンに参加したり、お小遣いをもらったりして、おこぼれにあずかっているのだ。
これが単なる小説の一つの場面であれば、本当かよ?って思ってしまうけど、これがホリエモンが書いた小説、ってのがとても信ぴょう性のおける内容である。小説自体は、そこまで面白いストーリーではないのだが、球団買収や、メディアの買収を仕掛け、結局妨害にあって失敗するという、まさにホリエモンの半生をそのまま書いたような内容なので、書かれていることほとんどが、ホリエモンが経験したコトだと思ってよいだろう。(高層ビルの自室で夜景を見ながら、何人の女を連れ込んだだろうか、と思いにふける場面があるけど、それも事実なんだろう・・・)
だいぶ前に週刊文春で、電通マンとAKBメンバーのお誕生日会なる、怪しい写真が流出されたり、ITベンチャーの社長と女優の結婚があったりしたけれども、上に書いたような上流階級のみが参加できるイベント、パーティーで知り合うことが出来るのだろう。
まだ自分の知らない世界が広がっているらしい。
<ちなみに・・・>
ホリエモンの著書、「君がオヤジになる前に」には、ホリエモン自身は小説が無駄な部分が多すぎて好きではないらしく、自分が書いた小説「拝金」では、なるべく無駄な部分は削ぎとって書いたらしい。それなら官能部分抜かせよ・・・とは思う。
<参考URL>
・マスコミが書けないAKBと「電通」の爛れたシークレット飲み会...未成年飲酒も! - ライブドアニュース